圧力調理で夢の実現と社会貢献を
平和リーシング株式会社のHPにアクセスいただき、誠にありがとうございます。
私は、同社代表取締役を務めます中條裕人と申します。
日頃から圧力寸胴をお使いいただいている皆様に感謝の気持ちを込めて、ご挨拶させていただきます。
ここ数年、ラーメンのレベルが上がり、美味しくないラーメン店を探す方が難しくなってきています。
また、ミシュランの★を獲得したラーメン店も現れ、工夫を凝らして独自の味を作り出したラーメン店の皆様の努力には心から敬意を表します。
けれどもその一方で、スープ作り等に関しては相変わらず旧態依然の感があるのではないでしょうか。
ラーメン雑誌には「3日間炊き続けた」、「長時間強火で煮込んだ」、「大量の豚骨を惜しみなく使い」、「30年前の製法をそのままに」等々、店主の皆様の頑張りと意気込みが感じられる表現が多数掲載されています。
しかし、昔ながらの製法はお店にとっての不採算のみならず、エコロジー、CO2排出量削減、少子化により予想される労働力不足等の社会的命題にそぐわなくなってきているのも事実です。
そんな状況の下、スープ作りに「圧力」を利用することによって、これらの問題の効率的な解消を図るために開発されたのが、大型業務用圧力鍋「圧力寸胴」です。
家庭用圧力鍋を60年間作ってきた技術と経験をベースに、「圧力寸胴」は2009年に完成しました。お客様とのスープ試作の場として東京都荒川区に作ったテストキッチンには、これまで多くのラーメン店、焼肉店、鍋料理店、和食・洋食・中華料理店に従事される方々、言わばスープを扱う飲食業界のプロの皆様がお越しになり、圧力調理による短時間での高濃度スープの作成をご経験されました。
透き通った濃厚清湯スープから真っ白な乳化スープ、超濃厚ドロ系つけ麺スープまで、お客様のお好みのスープが作られました。
多くのお客様から、スープの品質と画期的な経済性に高いご評価をいただき、圧力寸胴の出荷台数は北海道から沖縄まで、日本全国で900台を超えました。
圧力調理は、単に燃料費削減や作業環境改善に役立つだけでなく、お客様のアイディアによりこれまでに無いスープ出現の可能性を秘めています。
スープ作りの進化は、これからも止まることはないと思います。
「圧力寸胴」がその一助になれば、望外の喜びであります。